投資初心者がオススメする、投資初心者用の書籍・Webサイト・ツール

2019年8月3日土曜日

雑記

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私自身も投資初心者で道半ばですが、投資の勉強や銘柄分析をするにあたってオススメしたい書籍・Webサイト・ツールを紹介します。

オススメな書籍

〇会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語   田中靖浩
https://www.amazon.co.jp/dp/B07HY3TMQT
会計というものがどうして今の形になったのか。その歴史を面白おかしく紐解いてくれる本です。株式会社の成り立ちについても知ることができます。会計・株式会社の成り立ちを理解することは銘柄分析をする上で重要な知識です。株式投資をする方にとっては必読の1冊だと思います。

〇実学入門 経営がみえる会計(第4版)--目指せ!キャッシュフロー経営   田中靖浩
https://www.amazon.co.jp/dp/B079GQB3TC
貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローの仕組み・概念を数字を用いずに語り口調でわかりやすく説明してくれる本です。小難しい入門書ではないので、決算を読みたい……でも読み方がわからない!という方はまずはこの本からスタートしてみるといいでしょう。

 〇「1秒!」で財務諸表を読む方法[実践編] ―「会社の実力」を見抜くポイントがわかる本   小宮 一慶
https://www.amazon.co.jp/dp/B00979QSW4
財務諸表の実践的な読み方を、具体例を挙げながら説明してくれています。実際の数字が出てくるので難しく感じるかもしれませんが、丁寧に読んで、わからないところは何度も読み返したり、用語を調べたりすれば理解が深まります。企業を評価する際の安全性・収益性・成長性の考え方について、私はこの本から学びました。

〇知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ (PHP文庫)   山口 揚平
https://www.amazon.co.jp/dp/B00H8LHYEE
企業価値を測るモノサシをわかりやすく説明してくれています。株式投資で実際に利益をあげるには、どうすればいいか?投資家が本当に必要としている要素がこの中に詰まっています。高値掴みばかりしている方、割高、割安の判断がわからない方はぜひこの本を読んでみてください。

〇MBAバリュエーション (日経BP実戦MBA2)   森生 明
https://www.amazon.co.jp/dp/4822242463
M&A経験の豊富な実務家が、企業価値の算定方法について実務の視点から詳しく丁寧に説明してくれています。機関投資家がどのように企業価値を算定しているのか、それを知ることは個人投資家にとっても非常に有益なことです。私の銘柄分析の手法はこの本から学んだところがとても大きいです。ただし、財務諸表の読み方についての最低限の知識がないとチンプンカンプンなので、ある程度、勉強してからの方がいいでしょう。

オススメなWebサイト

〇株式投資ビギナー
https://www.garunimo.com/investment/
株式投資を始めようとしている人がいたら、まずはこれを読んでほしい、と強くオススメしたいサイトです。独特の口調で語られる、株式投資に対する心構えや、投資初心者が採るべき戦略を読めば、「株を始めたいんだけど、何から始めたらいいのかな?」という疑問が解けるでしょう。少なくとも、やみくもに手探りで始めて大損して退場、という道は防げます。

〇庶民のIPO
https://ipokabu.net/
IPO投資をしてみたい、という方にはぜひオススメしたいサイトです。私自身もIPO投資をする際はこのサイトを利用しています。IPOへの申し込み状況をブラウザ上で管理できる便利なツールを公開していたり、各銘柄に対する分析を行っているので、ありがたいです。

オススメなツール

〇理論株価Web
http://kabuka.biz/riron/
独自の理論で算出された、各上場企業の理論株価を知ることができます。割安・割高の判断に使ってみるのもいいでしょう。私は自分で算出した理論株価と、このサイトの理論株価を比較するような使い方をしています。

〇マネックス銘柄スカウター
https://info.monex.co.jp/market-information/tool/expectation.html
マネックス証券に口座を開設すれば誰でも使える超優秀なツールです。過去10期分の長期の業績を瞬時に知ることができ、また、キャッシュフローもわかりやすく可視化されているため、銘柄を次々と分析していくことができます。これを使わずして何を使う?というくらいのオススメなツールです。

〇バフェット・コード
https://www.buffett-code.com/
金融庁が公開しているEDINETから取得した各上場企業の決算データを集約して管理し、ユーザーが様々な指標を条件にしてスクリーニングできるようにしたサイトです。また、個別の銘柄の詳細ページは、決算データをグラフなどでわかりやすく可視化してくれているため、イメージがとてもつかみやすいです。私の主力銘柄もこのサイトのおかげで発見することができました。超強力なスクリーニングツールです。

〇業績チャート
https://chart.srbrnote.work/
こちらもEDINETから取得した決算データを基に構成されています。こちらのサイトの特色は、各企業の売上、自己資本比率、従業員数などの各四半期ごとのデータをチャートで見れることです。データは数字で見ていても頭には入りにくいため、チャートで表現されているのはありがたいです。私はマネックス銘柄スカウター、バフェット・コードの2つで分析した上で、補完的にこのツールを使用しています。

まとめ

ここに紹介した以外にも様々な書籍やサイト、ツールがあるでしょう。どれが自分に合っているかは試してみなければわかりませんが、投資初心者の一助になれば幸いです。
それと、初心者はとりあえず書籍から勉強することを強くオススメします。書籍には先人の叡智が詰まっています。数百円~数千円でその叡智を買うことができて、将来の数百万~数千万の利益につながると考えれば、タダ同然です。がんばって勉強しましょう。

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